今の仕事で、ソマリアとアジアの5カ国を担当しているが、来月の2週目と3週目に、スリランカとネパールに出張することになった。どちらの国もここ最近多くの出来事が起こっており、国連の戦略も転機にさしかかっている。私の関係する仕事の範囲では、復興支援計画、駐在調整官事務所の支援、人道支援と開発支援の移行と国連の組織戦略、国連内の情報管理制度の移行などが関係する。
ところで、ニューヨークからアジアへ行くにはかなりの時間がかかる。飛行機のルートを調べているが、軽く20時間はかかる。しかしインドで乗り換えなど、今まで行ったことがない国に行くのは非常に楽しみだ。しっかり準備をしよう。
2009年7月22日水曜日
通勤時間とポッドキャスト
家から仕事場まで徒歩と地下鉄で、ドア・トゥー・ドアで40分程だが、ここ最近通勤時間中はポッドキャストを聞くようにしている。朝はフランス語のお勉強で、帰りはスタンフォード大のEntrepreneurial Thought Leadersシリーズを聞いている。このスタンフォードのシリーズはかなり面白く、フェイスブックやグーグル、アショカのファウンダーから、最近のバイオ、宇宙、ソーラービジネスをはじめた起業家などが1時間ほど話をする。人によっては、子供のころの生い立ちを話したり、起業プロセスの困難や教訓を話したりする。2005年以来、100人程のスピーカーが招待されている。
官僚的な国連にいると、こういった話は非常に刺激になり、組織内でできる限りのイノベーションを起こそう(Intrapreneur)という励みにもなる。
2009年7月20日月曜日
ブルックリン・サイクロンズ
2009年7月18日土曜日
インドネシアでの爆弾テロ
昨日ジャカルタでJWマリオットとリッツカールトンホテルで、爆弾テロが起こり、9人が死亡したと報道されている。
このエリアとホテルは、インドネシア在住時代に何度か行ったことがある場所だけに衝撃も大きい。友人もこの近くに住んでいたこともある。2002年のバリ以来インドネシアでしばらく続いていたテロだが、ここ数年はあまり聞かなかった。今回の事件でさらに警戒が強まるのだろう。バリへの観光もまた影響を受けるのかもしれない。
非常に残念な事件だ。
2009年7月15日水曜日
平和構築トレーニング
先週から4日間の間、CDAコラボラティブ・ラーニングという組織の実施する平和構築・紛争予防トレーニングを受けた。今日が最終日。この組織は、以前にも紹介したDo No Harmを書いた人が始めたもの。紛争分析や、紛争予防系のフレームワークも色々あるが、この組織が使っているのがこのようなもの(←)。エクワドルなどのの実際の事例を使いながらこのフレームワークにあてはめて、プログラムを考えていくというもの。
こういったプログラミングのツールというのは、ここ最近でかなり増加し、国連内だけでも重なりが多く、誰のツールが使われるかという政治的議論が頻繁に起こっている。
さて、4日間のトレーニングを終えての感想だが、?これでいい、創造的なアイデアが出てくるか?使わない時と比べてどうか?他のフレームワークと比べてどうか?
私の結論は残念ながらこのフレームワークを使ってもあまり付加価値がないような気がする。とはいえ、国連内部の色々な人とざっくばらんに議論する機会を与えてもらったのはいいことだ。
2009年7月6日月曜日
ロング ウィークエンド
2009年6月22日月曜日
Do No Harm
メアリー・アンダーソンのDo No Harmを読んだ。最初の紛争の原因についてのチャプターは少しまどろっこしい感じがしたが、第4章あたりから、さまざまな例を用いて援助と紛争の関係の議論が深まり、かつ、具体的な対応策についても述べているのには感心。
援助が紛争にどう関係するかいくつかのシナリオを挙げている:
- 食糧が紛争従事者に盗まれて、武器などを買う資金に賄われる
- 援助が戦争経済や平和経済を補強するように市場に影響を及ぼす
- 援助の受益者が誰かということが、紛争に関係するグループの間の関係を悪化させるなどの影響を及ぼす
- 現地の文民が必要とするリソースを代替するとこによって、紛争を支援するリソースを解放する
- 毛布を二つに切る:もし受益者の家族が二つに切られた毛布を貰っても、縫い合わせて使うという手間は惜しまないが、マーケットで売ろうと思うと、毛布の価値が下がるので、ネガティブ・インセンティブとして働く
- 食糧の袋に穴をあけたり、料理用油の缶の蓋を開けておく:これも受益者ならば、家に持って帰るときに、穴を指でふさいだり、注意して運べばいいわけだが、大量の食糧と油をトラックで運ぶのはかなり困難
などの例を挙げている。
私の今まで働いたのは、紛争が終わってしばらくたっている国だったため、あまり紛争地域での人道支援について理解がなかったが、今の仕事ではそういった国を担当するため、もっと勉強が必要だ。開発援助は奥が深い。
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