2009年8月31日月曜日

友人の衆議院当選

今回の衆議院選で民主党が圧勝。保守から保守ということで、アメリカやイギリスでの政権交代ほどのインパクトがあるのかはわからないが、わずかな社会党政権を除いた55年体制が崩れたということだろうか。

個人的にうれしいのは、政権交代自体というよりも、大学時代からの私の友人が京都で当選したということ。私と同年代で、政治家ではかなり若い方だが、是非頑張ってもらいたいもの。

ブルックリンの風景

ブルックリンプロムナードからマンハッタンを望む





ブラウンストーンの街並み


通りの名前 ラブ


パイナップル


オレンジ


クランベリー


ダンボ地域




フリーマーケットで焼くピザ

2009年8月23日日曜日

クリプシュのイアフォン

長いフライトを終え、昨日NYに戻ってきた。

家に着くと、出張前にオーダーしておいた
クリプシュのイアフォンが届いている。出張にもっていきたかったが、出発前には届かなかった品。



これは、ノイズ・アイソレーション構造のイアフォン。よくある、騒音と逆相の音を出してノイズキャンセリングをするものと違い、耳栓のような構造で外部の騒音を遮断する構造になっている。要するにローテクでノイズを遮断する仕組みなので、ノイズキャンセリングのものよりは一般的に低価格になっている。クリプシュの音響設備は実はかなり気にいっており、家のホームシアターのスピーカーにも使っている。宣伝の上手なボーズよりも断然音がいい。


NYの地下鉄はノイズがかなり大きく、せっかくのポッドキャストもよく聞き取れない。テストをするのが楽しみだ。

2009年8月20日木曜日

ネパール東部

今日はネパール東部のビラットナガール県まで、飛行機で約一時間飛んで行ってきた。ネパールの第2の都市。ここは2008年のコシ洪水の被害にあった場所だ。洪水で砂が数メートル積り、住んでいた家などすべてが埋もれるか流されたという経緯がある。 洪水から約一年たった今だが、人道支援がようやく終わりかけ、復興期に移行している。視察に行った村では、積もった砂をすくい取り、魚を養殖するための池を作っていた。


話しを聞いてみると、この地域の住民はカースト制度の最下層に位置する人々たちで、土地所有ができず、小作人として細々と生活をしていた時に大規模な洪水の被害にあったということ。国連の支援を受けてはいるものの、長期的な生活の糧はどうすればいいのかと村の女性が懇願してくる。



その後訪れた村では、職業訓練を行っているところを視察。縫物や、コンピューター、裁縫などを行っている。洪水以前はこういったことは出来なかったという。







話はかわって、このバイク(↓)。国連の支援で配給されたらしいが、インド製のもの。何がいいかというと後方部の荷台を取り付けれるスペース。これで、物品を運んだりして生活の糧になる。しかしびっくりしたのは値段。米170ドルもするらしい。日本で買うチャリ並の値段。

2009年8月16日日曜日

ネパール

カトマンドゥに昨日朝到着。午後に少し仕事をしたあと、夜はJICAとUNDPの知り合いとご飯を食べにいった。その後、そのうちの一人の家で焼酎をごちそうになる。国連のような仕事をしていると、数年もすれば、ほぼどこの国に行っても知り合いがいるという非常に恵まれた状況になる。ありがたいことだ。

今日の午前中はカトマンドゥ観光。仏教とヒンドゥー教の寺が入り混じった街並み。車とバイクと騒音が玉にキズだが、非常に神秘的な街だ。















2009年8月15日土曜日

スリランカ

スリランカで約一週間を過ごした。2日間を首都のコロンボで、3日間が東部の都市バティカロア。

この国は25年以上の紛争と2005年の津波の被害で、特に東部と北部での開発が犠牲にされたが、マクロで見るとかなり発展している国だ。UNDPの人間開発指標は177カ国中99位。平均寿命はなんと71.6歳。PPPでの国民一人当たりのGDPは4600ドルにもなる。国連の現地職員の能力も非常に高い。

本部からの出張ということなのか、色々な人がかなりの時間を割いて子守りをしてくれる。今までフィールドにいた私は、実は本部からの出張を非常に煙たがっていた。ミーティングのアポを取り、プロジェクト視察のアレンジをし、ホテルの予約などをするだけで相当の時間を割くが、その割には見返りがない。ということで、私は出来るだけ何か役に立つことをしようと思いやってきて、実際に今そのために色々とレポートを書いてはいるが、どうだろうか、、、。

ところで、見に行ったUNDPプロジェクトの一環で、村人たちの視力検査を行い、その結果に応じて無料で適当なメガネを配給するということを政府が行っていた。以前紹介した貧困層向けのDIYメガネが記憶に残っていたため、一体どんなメガネを配っているのかに興味を持ち、聞いてみた。どうも中国製のもので、普通はひとつ4ドルするらしいが、国連の免税などでコストは1ドルまで下がったという。この中国製メガネの質は悪いらしいが、用は足すという。19ドルというDIYメガネがこれらの製品と競合するにはまだ時間がかかりそうだ。

次はネパールに行く。


















2009年8月9日日曜日

ドーハ・カタール

昨晩ニューヨークを発ち、12時間かけてカタールのドーハに到着。とりあえずシャワーを浴びて、今はラウンジでくつろいている。

飛行機の中で、面白い番組を見た。名前は思い出せないが(Dealなんとかというタイトル)、2人のベンチャー・キャピタリストが、色々な国に行って面白いビジネスを探すプロセスを綴っている。私が観たのは、アイスランドの地熱発電ビジネスについて。現在ではアイスランドで使われるのエネルギーの確か75%程を供給していると言っていた。ちょうどプレートの重なる火山地域ということで、非常に地熱発電に適しているというが、ここ数十年で完全に石油ベースの供給から、地熱と水力を中心とした再生可能な発電に変わってきたらしい。人口30万人の小国とはいえ、エネルギー源の非常に速い転換には感心する。

この問題には全く素人だが、火山国の日本ではもっと活用できないものか?

2009年8月7日金曜日

DIY メガネ

こんな記事を発見。オックスフォードのシルバー教授という人が作った自分で強さを調整できるメガネ。途上国の貧困層を対象にしたもので、今は、19ドル程の価格らしいが、1日1ドル以下の収入の人たちには高すぎると、数ドルまで下げることを目標にしているらしい。

私はコンタクトレンズを普段着用しているが、着用しなければかなり行動が遅くなる。先進国では人口の60-70%が矯正具を使っているらしいが、途上国では人口の5%のみしかメガネを持っていないという。

こういった技術革新がもっと効果的に途上国に流れればいいのだが。

2009年8月1日土曜日

ニューヨークの地下鉄

ここ2日ほど、通勤で使う地下鉄のエアコンが動いていない。階段を下りてプラットフォームに向かうあたりからむっとした空気を感じる。しばらく待たされた後に電車が来る。日本の満員電車とは比較にならないが、結構人がいる。しかもみな暑そう。昨日はそれに加え、特急が普通電車として走っており、乗っている時間がさらに長くなる。グランド・セントラルについたころには汗だくになっていた。

日本の地下鉄と比べると雲泥の差だ、、、。